CHINAWATCHマニア

月一回発行のCHINA WATCHについて語るブログ。

CHINA WATCH 12月27日版より

12月27日のCHINA WATCHの1面は中国の経済発展の象徴の1つである中国の高速道路についての記事です。

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最初はそのコストが懸念され、高速道路建設に反対の声があがったそうです。しかし、今では中国全土で13万キ6500キロに渡る高速道路が整備され、世界で最も長いネットワークになったそうです。また新しい技術として、路面にあたる太陽光で発電する技術を用いた高速道路が山東省済南に完成しました。

中国は著しい経済成長を見せている一方で、環境に対して配慮していない印象がありましたが、実際には環境にも配慮して経済成長を実現させているようですね。

 

 

中国の経済成長を支える新しい業界

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CHINA WATCH 11月22日版より

11月22日のCHINA WATCHでは、1面にはウィンタースポーツ特集です。

CHINAWATCH2018年11月22日

2018年11月22日CHINAWATCH1面

 2022年北京オリンピックに向けて、盛り上げムードです。2020年の東京五輪はもちろん楽しみですが、2022年は北京五輪なんです。本当に楽しみです。北京五輪に向けて、ウインタースポーツが中国でさらに盛り上がるとよいですね。記事中では新疆について触れられています。新疆を2022年までに観光地としてさらに整備するようです。年内に北米のスキーヤーを連れていくグループツアーまで企画されています。 ウイグル族との問題なども報じられていますが、これを機に新疆が平和に発展していくとことに期待します。

隣国間の協調関係を軌道にー安倍首相訪中ー

隣国間の協調関係を軌道に

隣国間の協調関係を軌道に

1978年10月23日に締結され発行された中日平和友好条約を発端に、安倍総理が今年10月25日に中国の李克強総理と行った中日平和友好条約締結40周年祝賀会についてです。翌日26日には中日企業間で2兆160億円規模の契約を含む様々な取り決めが調印されました。安倍総理はさすがですね。

とはいえ、中日間の問題が多いことも確かにあります。しかし、そうした問題も両国は乗り越えていくことでしょう。習近平国家主席安倍総理も会談し、国家主席は「中日関係は正しい軌道に戻った」とも語られたそうです。今後も両国間のより良い発展を私も望みます。

解説を、外交学院副院長の江瑞平さんと中国社会科学院日本研究所の高洪さんがしています。対トランプ大統領についてのメッセージがこちらには強く出てます。中国側のメッセージとして明確です。

両国企業戦略に大きな相違決定の速度が日本側の課題

両国企業戦略に大きな相違決定の速度が日本側の課題

3面では一転して、日本企業への批判が掲載されています。こういうところが中国らしくて面白いですね。中国国際輸入博覧会について語りながら、中国企業のスピード感と日本企業の差が書かれています。日本企業の中では、パナソニックに対して非常に高い評価がなされています。中国企業はとても意思決定が早い一方、日本企業の決定は遅いのは日頃から言われてることなので、しっくりきました。もはや日本が中国よりも優れているという幻想は崩れたと言えるのでは思います。

中国国際輸入博覧会についてはこちらをご参考にしていただければよくわかります。

中国国際輸入博覧会は、2017年5月、北京で開催された「一帯一路」国際協力サミットフォーラムにおいて、習近平中国国家主席がその開催を発表し、世界各国との経済交流・協力を強化するとともに、世界の貿易と経済成長を促し、開放型の世界経済発展を促進するという目的で開催されます。

第一回 中国国際輸入博覧会(CIIE2018)日本企業出展募集 | イベント情報 - ジェトロ

日本でもよく聞く、一対一路の取組です。是非日本企業の方ご興味あればご参加くださいね。記事を読んでいただくとわかるかと思いますが、参加している中国企業には国外企業からの輸入が義務付けられているようです。さすが中国です。

 その他紙面にも日本企業との貿易やウインタースポーツについての特集がびっしりと組まれています。

他にも面白い紙面内容が満載です。

マクジャク最後の聖域

クジャク最後の聖域

こちらの記事はマクジャクの保護です。中国国内で昔はたくさんいたマクジャクが今では500羽程度になってしまったそうです。マクジャクの保護のため、生息域にかかる水力発電所の建設中止訴訟が行われ、実際に水力発電所の建設が1年以上ストップされています。中国でも環境保護が行われるようにやっとなったんだと感心します。
 

中国イベント

中国イベント

筆が遅く、すでに終わってしまってるイベントもあるかと思いますが、こうした中国に関わるイベントも載っていますので、是非CHINAWATCHを読んでいただきたいなと思います。

本日はこれまで。

 

 

 

 

CHINA WATCHとは何か?

毎日新聞ではお馴染みになってきているのですが、最近は新聞購読者も少なくなってきているので、なかなかCHINA WATCHを知る人は少ないのかなと思い、今回ブログを立ち上げてみました。拙い文になるかと思いますが、是非ご興味持っていただければ幸いです。

CHINA WATCHとは何か?

CHINA WATCHとは、中国日報社が発刊している中国情報紙です。日本では毎日新聞の第4木曜日に定期的に挟み込みされています。欧米でも中国日報社が出す同様の広報誌は広く発刊されているようで、アメリカはもちろん、イギリス・イタリア・ベルギー・トルコ・ドイツなど広い国で愛されています。中国らしい大規模な取り組みです。もちろん、習近平国家主席をこよなく愛し、その考え方や中国と各国の関係などについてわかりやすく書かれた情報紙です。ビジネスについての話題はもちろん、子供たちにとっての教育や、女性の習い事までありとあらゆる内容について網羅されている非常に有意義な新聞です。

中国日報社とは?

www.chinadaily.com.cn

中国日報社は英語での広報に力を入れているためか、中国語サイトよりも英語版サイトのほうがサイトが見やすいです。中国日報社に対しては中国政府がサポートし、中国についての情報を世界に提供し、中国文化を世界へと啓蒙しています。海外に住む中国人に対しての外国語教育の狙いも含めて中国情報を流している狙いもあるそうです。

 

是非、中国が好きな皆さんは毎日新聞の第4木曜日のCHINA WATCHを見てくださいね!